2021/07/15

フローリングはそう簡単に壊れるものではありません。しかし、ペットを飼育している家庭では、やはり劣化が平均的な住まいよりも進みやすいです。特に爪を研いだり、爪で床を引っ掻く癖がある猫は、フローリングとの相性が正直よろしくありません。古いタイプの素材だと簡単に猫の爪で剥がれてしまいますので、要注意です。
別に猫は悪意を持って床を傷つけているわけではなく、一種の本能として爪とぎをしているに過ぎません。そのため、飼い主が無闇にフローリングのことでペットを叱ってしまうのは逆効果です。ただし、現実的な問題として猫や犬に床を傷つけられては、肝心の暮らしが不便になります。古いタイプの床は、素材的な問題から簡単に傷が入ってしまいます。
リフォーム業社に連絡を入れれば、新しい耐久性の良い素材で修理してくれますので、ある程度、ダメージが蓄積した家庭の床は、思い切ってメンテナンスしてみましょう。また飼育がきちんと行き届いているペットたちも、ちょっとした油断からリビングや書斎で、糞尿を漏らしてしまう事があります。ペットの糞尿による匂いやシミが付着した床では、流石に気持ちよく生活出来ませんので、傷同様にリフォーム業社に相談し、全面的に修理してもらいましょう。汚れが本当にごく一部であれば、その部分だけをコンパクトに修理してもらう、といった依頼方法もあります。
何も全室のフローリングを張り替える必要はなく、リフォーム業社に正しく意図を伝えれば、それに十分対応してもらえます。