2021/07/15

新築が絶対視されていた日本ですが、最近はリノベーションも徐々に広まってきています。古い物件をきちんと手入れして自分の好みに合った家に変えるのは、新築よりもかなり費用を抑えられることが魅力です。日本は現在、空き家問題も深刻になってきているので、リノベーションはますます注目されることでしょう。しかし、実際にリノベーションをやってみようと考えても、どのような中古物件を選べば良いのか、不動産や建築に詳しい人以外は悩んでしまうものです。
まず第一は、自分の住みたい場所にあるかです。これは、リノベーションや新築などは関係なく、どの物件にも言えることですね。いくら改造が可能な物件だからと言って、通勤通学や生活の便が悪ければ意味がありません。まずは、生活が不便ではない地域限定に中古物件を探してみましょう。
次に、リノベーションの規模が大きくない物件を探します。水道や壁や床のなど、工事が大規模になってしまえばしまうほど、当然ながらかかる費用が大きくなりますし、住めるようになる日も遠くなります。まず、自分の譲れない配置や構造だけでもできる物件かどうかを調べ、かかる費用も同時に算出してみましょう。また、物件の構造によっては、同じコンクリート製の家屋でも、家屋の構造に影響がある部分が違いがあります。
実際に物件を内覧してみて、イメージが湧くようでしたら良いですが、できれば建築関係の雑誌などを参考に専門家に相談してみると良いでしょう。