2021/07/15

東京都の多摩地区にある西東京市で住宅のリフォームをする場合には、どのような形にしたらよいでしょうか。リフォームといっても様々なレベルがあります。例えば、壁紙を張り替えるだけでもリフォームになりますが、間取りを変更することをまたリフォームです。この中で間取りを変更するレベルであればどのような形にしたらよいでしょうか。
まず西東京市の特徴は、夏場は敷居が高く気温が35度を超える日もあることです。今までの住宅で風通しが悪ければ、風通しの良いように間口を広げるべきでしょう。あるいは遮熱住宅にして外からの熱い空気を室内に入れないようにすることが重要です。一方で、家の壁の中を少し変化させて、壁の中に風通しを良くするように設計をすれば、夏場は快適に過ごすことができるでしょう。
では西東京市の冬はどうでしょうか。もともと多摩や秩父の2000メートル級の山々が乾いた風を動に運んでくれますので、雪はあまり降りません。そのため陸屋根にしてみても問題ないでしょう。つまり雪が積もることを想定しない設計にしても問題ないということです。
断熱性の高い住宅にする必要があるかという点についてはやや疑問になります。東北地方などであればそのような住宅がふさわしいかもしれませんが、西東京であればそこまで冷え込むこともありません。つまり、断熱性の高い住宅にしてお金をかけるよりは、特に何もいじらずお金を別に回した方がよいという考え方もあります。